さて、西日本釣り博の続きです。
これから最盛期を迎えるメバルプラッギングで使ってみたいと思っていたルアーのひとつに、アピアさんの「ハイドロアッパー55S」があります。
アピアさんにのブースに立ち寄って製品をいろいろ眺めていたら、プロスタッフの献上さんに声をかけて頂きました。
献上さんと言えばライトゲームを嗜むアングラーさんで、当サイトでも何度かブログなどを紹介させて頂いています。
今回は主に個人的に注目している「ハイドロアッパー55S」をメインにお話を伺いました。
まず、このシンキングペンシルは飛距離が凄いんだそうで、なんでも「ムダに飛ぶ」んだそうです。
ルアーマンにとって飛距離は重要な要素。
献上さんが繰り返し「ムダに飛ぶ」と言っていたところを察するに、飛距離の点は大いに期待できそうです(笑)
これは出来るだけ軽いタックルを使い、できるだけ軽いリグを遠くに飛ばしたいライトゲーマーには願ったり叶ったりの性能ですね。
とくに磯場やゴロタ浜、飛距離が必要な河口域では心強いことでしょう。
ちなみ商品ページのコメントでは、ライトタックルで40m以上を叩き出すと明記されています。
そして気になるアクションは巻けば浮き上がる「浮上型」でして、ただ単に浮き上がるだけでなくロッドを立てるように巻けば、水面にユラユラと引波が起きるという魅惑のスイミングを披露するそうで、水面を意識している魚にはもってこい。
これはメバルに限らずセイゴやシーバス、さらにトップのシーズンであるクロダイにも有効な効果で、このプラグがターゲットを選ばないという素性の良さを表しているアクションのひとつ。
そして、この浮上する特性を活かし、「巻いて浮き上がらせ、フォールさせて食わせる」という釣り方が効くそうで、聞けば聞くほどメバル向きのプラグであるという印象を受けました。
また、バランスも優秀で流れが強い場所でもしっかりとアクションしてくれるそうです。
しかし、良い事ずくめのようなこのハイドロアッパー55Sにも欠点がありまして、5.5gという重量が災いしてじっくりと誘うということが苦手。
美味しいピンポイントを「スローに攻めたい」といったことが難しいので、そのような場所を探るのは他のプラグに軍配が上がってしまうのは仕方のないところ。
ですが、その弱点を補うために献上さんはスローシンキングモデルの企画を現在考えておられるとか。
このプラグのフォルムやキャラクターを考えると、どう考えてもライトゲーム向きの逸品。
ソローシンキングモデルの実現を応援するためにも、今季はこのプラグを使ってみたいと思った管理人でした。
テスターさんってのは製品のことを深く理解し、ユーザーに使い方や楽しさを伝え、自身の考えやユーザーの希望をメーカーに上げ、製品や釣り文化の向上をはかるということができないといけませんな。
そして、そんなテスターさんがいるメーカーさんは信頼できるし、幸せだと思った次第です。
話に夢中になっていたので、写真はアピアさんのインスタから拝借しました(笑)
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