僕がソルトルアーを始めた十数年前は今のようにカテゴリーは細分化されておらず、「ルアーで釣れる魚たちが楽しい!」っていうような、そんな大らかな時代だったように記憶しています。
現在はソルトルアー黎明期よりも情報量と伝達スピードが驚くほど増し、タックルも進化し、カテゴリー化が進んで各種ターゲットも釣り易くなってきています。
が、個人的にはどこか窮屈な感じがしてしかたないんですね。
「あのターゲットはこんな道具でこうして釣れ」的な感じのものが多く、「臨機応変に対応しようぜ!」、「他にもこんな魚だって釣れるんだぜ!」ってことが少ないんですよね。
それはどうしても業界主導の広告絡みの発信がメインになってしまっているから、仕方のないことなのかもしれませんが。
しかし、それだけを見てきたアングラーさんは情報による擦り込みによって柔軟さがなくなってしまいます。
ターゲットに特化した道具の進化、カテゴリー分けされてしまったばっかりに、なんだか釣り本来の楽しさや大らかさが置き去りにされちゃってる気がします。
ひたすら狙ったターゲットを追い求める釣りも刺激的ですが、今回紹介する健太郎さんのブログのようなスタイルがルアーフィッシングへの理解を深めるのに最適なように感じました。
今、釣れる魚を逃すのはもったいない。
欲張りな方が釣りは楽しくなると思います。
でも、持って帰る魚は欲張らないように。
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