「トルザイトリング」が登場した時ってのは衝撃的で、次世代ガイドなんて言われてましたね。
SiCガイドに比べて、「薄くて軽くて高強度なんで、飛距離や感度がアップ! そしてラインに優しい」なんて夢のようなスペックで話題になったものです。
最近ではそんなトルザイトリングを標準装備したロッドが普通に流通し、アジングやメバリングの高性能ロッドにも搭載されるようになりました。
その性質上、まさに繊細な釣りに向いているガイドなんですが、ちょいと「良いことでだけではない」ってお話を目にしたんでご案内。
今回紹介するのは月下釣人さんのブログでして、トルザイトリングはSiCガイドに比べて「糸鳴りがひどい」というお話。
僕はトルザイトリングを採用したロッドを使ったことがないので、実際にどうなのかは分かりません。
しかし、その疑惑の質問をGoogle先輩に問い合わせしてみると、やはりおなじように感じている方ってのは結構いらっしゃるみたいなんですね。
ヘタすれば「実釣に差し支えが出るレベル」って方も居るので、これは無視できません。
反面、「そこまで気にするレベルではない」ってコメントもあるので、個人的な感覚の問題って部分もあるようです。
「糸鳴り」の原因がラインとの相性だったり、ガイドセッティングやバランスにも問題があるみたいなので一方的に「トルザイトリングが悪い」ということではないようですが、僕らユーザーは、トルザイトにはこのような一面があるということを理解したうえで、慎重にロッドを選ぶ必要があるかなと。
購入の際は、直接メーカーさんに問い合わせてみたり、実際に使ってる人の話を聞いたり、可能であれば使わせてもらって自分で確認するのが1番。
僕もトルザイト仕様のロッドってのに憧れてたんですが、購入の際はちょいと慎重にならないと残念な結果になるなので、注意が必要だと感じた次第です。
大抵の場合、製品のデメリットな部分は広告や宣伝には出てきませんからねぇ…。
あっ、トルザイトリングやトルザイト搭載モデルを否定しているワケではないので、そこは勘違いしないでくださいな。
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